「憲法と平和の講演」に参加

今日は田無公民館で開かれた「憲法と平和の講演」に参加してきました。講師は武蔵野大学副学長の中村孝文先生。私が武蔵野大学の職員だった頃にも大変お世話になった先生の講演でしたので、是非と思い参加しました。

内容は大学の講義よろしく、市民革命を経て憲法が制定される歴史からはじまり、日本国憲法と大日本帝国憲法の比較、さらには自民党の改憲案に話は及びました。個人の人権を守るために「国を縛るための法」としての性格を持って生まれた憲法ですが、自民党の改憲案ではこの基本原理を理解しているのか?と思われる条文が散見されます。

特に中村先生は、現憲法の97条「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて(後略)」がすべて削除されていること、改憲案102条(憲法尊重擁護義務)の冒頭に国会議員や公務員の擁護義務より前に「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない」と書き加えられている点に、憲法の持つ歴史的経緯を理解していないのではないかと懸念を示していました。

国民の反対が少ない項目から少しずつ「改憲に慣れさせる」と今の与党は言っているようですが、その先にどのような国家像を描いているのかは、よく知っておく必要がありますね。

自民党の改憲案はこれ https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf