予算審議後半戦 踏切・公園・図書館公民館など

予算特別委員会は今日で5日目。予定では7日間(終わらない場合延長あり)なので、後半戦となっています。昨日、今日と時間の都合で日またがりになってしまいましたが、私も質疑を行いました。全部で15項目と多岐にわたりましたので、ここでは3つご紹介します。

①踏切対策について
これは3月1日の本会議質問でも取り上げた件です。西東京市内には危険性の高い踏切がいくつもあります。田無駅東側の踏切(西武柳沢第4号踏切と言います)、ひばりヶ丘駅西側の踏切(ひばりヶ丘第1号踏切と言います)、そしてシチズン時計の前を通る府中道にある踏切(田無第3号踏切と言います)が主なものですが、特に3番目の田無第3号踏切について、病院と駐車場を分断しており、その側(西側)には歩道が存在しないため危険であることを指摘しました。
答弁は、「鉄道会社の見解として、踏切のみを拡幅すると踏切内に人が滞留する恐れがあり、前後の歩道も拡幅しないと危険とのことで難しい」というものでした。確かに前後の道路を数十メートルにわたって拡幅するのは相当困難ですが、ほんの数メートル、踏切待ちをできる程度の歩道でも確保できれば解決できるように思います。この件は他の事例なども研究して、引き続き取り組みたいと思います。

②(仮称)泉小学校跡地公園について
閉校した泉小学校の跡地に作られる公園について、その広さや開園時期、また「ボール遊び広場」の利用方法や利用可能時間帯などを聞きました。平成31年度中に整備するという話だったので、平成31年度中に使えるようになるのだと思っていましたが、平成32(2020)年4月から芝生の養生があるので、少なくとも全面開園にはならないようです。答弁では「部分開園」という言葉を使っていました。
「ボール遊び広場」について、ルールはまだ決まっていないというような答弁でしたが、「譲り合って」という言葉もあったので、特に予約制ということでなく、空いていたら使えるという感じなのかなと想像しています。

③中央図書館・田無公民館の耐震補強について
田無駅南口にある中央図書館と田無公民館は、耐震改修工事のため2021年度に一定期間休館する予定です(詳細な期間は未定)。この期間の対応について聞きました。図書館についてはWEBからの予約による図書の受け取りのみできるとのこと。市内の図書貸し出し数の4分の1以上を占めるのが中央図書館ですが、予約本の受け取りはできても、気軽にふらっと寄って、気になる本を読むという図書館の楽しみ方はできなくなります。
また、公民館休館中の活動場所については市民に「丁寧に説明していく」というおなじみの答弁でした。とにかく職員はこの「丁寧に説明します」をよく使います。しかし、3月末で市民会館も閉館となり、市民の活動スペースはただでさえ制約されていきます。いくら丁寧に説明されても、活動場所がない事実は何も解消されません。具体的な対応を求めるとともに、本当にこの2021年度に耐震補強をする必要があるのかということそのものも、問うていきたいと思います。

Twitterでも発信中!

Facebookでも発信中!

PAGE TOP