道路整備事業推進大会と多摩川の氾濫現場

永田町の砂防会館別館にて開催された「東京都道路整備事業推進大会」に出席。前半の講演では、国と都の担当者からそれぞれいわゆる3環状の整備効果について、道路等の老朽化対策について、子どもの交通安全対策について、無電柱化の推進について、都市計画道路の整備の進捗について、連続立体交差化についてといった話がありました。西武新宿線の連続立体交差化は、野方~井荻、井荻~西武柳沢まできているんですが、本当はその先をやりたいんですよねえ。

その後、二子玉川へ電車で移動。多摩川の氾濫によって浸水被害を受けた地域を見てきました。現在は水が引いていますが、川幅いっぱいに濁流が流れていたのだろうと想像すると恐怖を感じます。浸水被害が発生したのは多摩堤通りと川に挟まれたエリア。本当に駅のすぐそばで、日常生活が行われているすぐ横が「被災地」となっています。報道で見聞きしていた通り、川との間に堤防がなく無防備に思われますが、堤防建設についての住民合意には至っていなかったとのことです。正常性バイアスという言葉がありますが、自然の猛威の恐ろしさを目の当たりにして初めて認識した住民の方もいたかもしれません。

西東京市では幸いにして人的被害・建物被害は報告されていないものの、床下浸水・道路冠水の報告が数件上がっています。詳細の報告は現在取りまとめているところだそうですので、議会に情報提供があり次第、また掲載させていただきます。

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