タブレット研修会に参加 議会ICT化は進むか

昨日は市議会のタブレット研修会に参加。西東京市議会では以前からタブレット導入の議論はありましたが、コロナ禍により今年度議論を進める予定だった「子ども議会」が中止になり、結果として優先順位が上がってきたということのようです。

研修では座学に加えて、実際にタブレットを操作する時間が多く取られました。2本指で画面の表示を拡大・縮小する「ピンチアウト・ピンチイン」のような基本的な動作から始まり、フォルダ内にある予算書を閲覧し、ページをめくっていく動作、メモを書きこんだり、アンダーラインを引いたり、消したりする動作を体験。もちろん慣れるまでには多少の時間が必要だとは思いますが、慣れてしまえば紙の資料に書きこみをするのと同じ感覚で使っていけそうです。

効果としてすぐに思いつくのはペーパーレス化によって紙資料を減らせるということですが、それに加えて、チャット機能の利用により事務局から議員への連絡に要する負担が減る、議員が市民に対し説明する際、すぐに行政資料にアクセスできるので理解を深められるといった効果が期待できるとのこと。また、今後いつ大規模災害が起こるかわからない状況において、災害時の連絡手段、情報共有の手段としても注目されているとのことです。

今回研修会が実施されたからと言って、すぐに導入決定ということではありませんが、まずは議員の共通認識ができたということで、前向きに議論が進めばと思います。

研修会では、自治体・議会テレワーク化の3段階として、①ペーパーレス化、②テレビ会議の導入、③タブレット採決(まずは自席で、段階を踏んで自宅等の遠隔地で)が示されました。西東京市議会はいつ頃どの段階まで進むことができるでしょうか。

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