市長に問う!資源物戸別収集・職員の喫煙・元号使用など

昨日、本会議場での一般質問を行いましたので、その内容をお知らせします。質問したのは以下の6つです。
1. 資源物戸別収集について
2. ごみ分別ルールについて
3. 保谷庁舎跡地活用について
4. 職員の喫煙状況について
5. 職員研修について
6. 元号について

動画がアップされましたので追記します。
http://www.kensakusystem.jp/nishitokyo-vod/video/R01/R010610-7.html

【冒頭発言】
本題の質問に入る前に以下のような発言をしました。
「滋賀県で行われた新人議員研修の場で、山梨学院大学の江藤教授は地域経営のPDCAサイクルの中に、議会の役割として2つのD、Discussion(討議)と、Decision(決定)を加えるべきと述べた。討議の前提は相手の話をよく聞き、理解し、かみ合った議論をすること。西東京市議会が建設的な討議の場となるよう私も精進する」
このような発言をしたのは、往々にして議論がかみ合わず、一方的な主張の場となる場合があるからです。答弁する側ももちろん問題ですが、質問者もいかに答弁を引き出すか、質問を工夫する努力も必要です。

【資源物戸別収集について】
5/1の市報には「資源物が出しやすくなります」と書いてあるが、市内世帯の6割を占める集合住宅にとって何がどう出しやすくなるのか、と質問しました。これに対し市長の答弁は「関心を持っていだくことを目的に掲載した」とよくわからないものだったので再質問。すると担当部長から、「恩恵が感じられないとのご意見があることは承知している」という答弁がありました。回りくどいですが、要するに集合住宅にとっては恩恵がないのです。さも便利になるのかな?と思わせるようなことを書いておきながら、実際には収集回数減などむしろデメリットもある。市民の負担になることも包み隠さず伝え、理解を得るようにしなければならない。このような伝え方では問題があると指摘しました。

【ごみ分別ルールについて】
ゴミの中間処理施設である柳泉園を見学した際、不燃ごみとして収集したものの大半が焼却処理されていると聞いて驚いた。事務報告書を見ると不燃ごみの8割は焼却されている。これは市民目線から見て腑に落ちない。①不燃ごみとして集めているのだから、燃やさない②結果的に燃やすのならはじめから可燃ごみ、のどちらかが本筋ではと指摘。汚れたラップ、汚れの落としづらいプラスチック容器包装類だけでも、衛生上の観点からも頻繁に出せる可燃ごみとして収集できないかと質問しました。次の一般廃棄物処理基本計画策定の際に検討したいという答弁でした。

【保谷庁舎跡地活用について】
保谷庁舎の跡地活用はなぜ約10年という期間を決めているのか。統合庁舎の位置は、遅くとも令和5年度までには決定するのだから、それまでは芝生広場など暫定利用とし、その後本格的に活用した方が「幅広い敷地活用」ができる。なぜ待てないのかと質問しました。この件については3月議会でも納田議員が同趣旨の質問をしていましたが、残念ながら答弁に進展はなく、「10年間でも官民連携事業の可能性がある」と従来の方針を繰り返すのみでした。

【職員の喫煙状況について】
職員の喫煙率と、喫煙している職員への指導状況、勤務時間中の喫煙状況と庁内の指定喫煙所の利用について質問しました。勤務時間中の喫煙については、「平成29年9月1日から公共施設の指定喫煙所の利用を勤務時間外のみに制限した」との答弁が市長からあり、担当部長に確認のため「ということは、勤務時間内は指定喫煙所を利用してはいけないということで間違いないか」と確認を求めたところ、「ご指摘の通り」と答弁がありました。しかし、実態として勤務時間中に喫煙している職員がいるのではないかとさらに追及したところ、その事実を認め、「実態を把握し、庁内の議論を踏まえて対応を考える」と答弁がありました。つまり、ルールがありながらも現状は骨向きになっていたということです。少なくとも対応を考えるという答えはもらったので、今後も動向を注目していきます。

【職員研修について】
職員による交通事故が私の当選後だけでも複数回あったと記憶しているが、どのような対応を取っているのか。「安全運転研修」があると聞いているがどんな内容で、対象はどうなっているかと質問しました。この研修については毎年度50人程度が参加しているという答弁でした。これに対し、事故を起こそうと思って起こす人はいない。大丈夫と思っている人ほど危ないので、全員が受けられるような体制を検討すべきと指摘しました。

【元号について】
ほとんどの行政文書は元号を使用するが、常に平成-令和-西暦の読み替えをしなければならない。西暦の方が間違いがなくなるのではと思うが、今回の改元にあたって議論はなかったのか。また、市民が提出する書類は元号で書くことを求められたりすることがあるのかと質問しました。これに対し、元号は慣行として使用しているが、市への提出書類は元号、西暦どちらでも受理すべきものと考えているという答弁がありました。しかし、窓口の記載例には「令和」と入っており、やはり元号で書くべきなのかと思われるだろうから、西暦でも差し支えないといった注記をしてはどうかと提案しました。

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