西東京市を、もっといいね!が生まれるまちへ。

政治はどんなイメージですか?

私は学生時代から、「議員インターンシップ」を運営するNPOに携わってきました。
大学生や高校生に、地方議会議員の仕事を体験してもらうプログラムです。

参加する彼らに、政治のイメージについて尋ねることがあります。
返ってくる答えは、「難しい」「悪いことしてそう」「遠い世界」等々。
そして、一番多い答えが、「よくわからない」というものです。

市民の皆さんの思いも、これと同じではないでしょうか。

国政レベルの課題は、テレビや新聞等で目にする機会もまだあります。
しかし、西東京市政の課題について、報道で目にすることはまれです。
何が起きているのか、何が課題なのか、わからない市民がほとんどだと思います。

政治の「中」から、市民と政治の距離を近づけたい。

私が初当選する3年前の2015年、中央図書館、田無公民館、市民会館の3館を
「合築複合化」するという計画が突如として浮上しました。
市民がまったく知らないところでこのまちの未来が決められようとしている。
これはおかしい、と再考を求める市民運動に参加しました。

市民運動に関わる中で、多くの問題点を感じるようになりました。
形だけの市民参加をうたい、市民の意見を聞く姿勢のない行政。
市民に届く情報発信ができていない行政、そして議員。
回を重ねるごとに低下する選挙の投票率。
市民と政治の距離がどんどん遠くなってしまっている。

この悪循環を断ち切りたい。市民と政治の距離を近づけたい。
そう考えた時、自分自身が政治の「中」に入って、
もっとわかりやすく政治の現状について発信していきたい、と思ったのです。

良いことも悪いことも、すべての情報を市民に。

2014年の選挙で落選を経験した翌年から、会社員生活をしていました。
毎日、田無駅から満員の西武新宿線に乗っての通勤です。
自分の力で、市政の課題について情報収集し、考えようというのは正直大変です。

その助けにならなければいけないのは、市議会議員ではないでしょうか。
このまちの課題について、良いことも悪いことも、すべての情報を市民に伝える。
市民が考えて、判断できる環境を提供するのが市議会議員の大事な役割だと思います。

市民と共に、納得できる未来をつくる。

このまちの未来は、議会や行政だけで勝手に決めるものではありません。
市民の皆さんと情報を共有し、ご意見を伺い、その上で出た結論を説明していく。
この繰り返しが、納得できる未来につながっていくと思います。

地方政治は決して遠い世界の話ではありません。すべてが私たちの生活に関わっています。
無関心、人任せではなく、もっとポジティブに、市民と政治がつながっていく。
自分たちで考えて、意見を出して、納得できる未来をつくっていく。

そうなった時、このまちにもっと「いいね!」という感情が生まれると思うのです。

西東京市を、もっといいね!が生まれるまちへ。
田村ひろゆきの、想いです。

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