議員研修「地方財政制度の基本と自治体財政」に参加

8月19日から21日までの3日間、滋賀県の研修施設で行われた「地方財政制度の基本と自治体財政」という講座を受講してきました。

初日は地方財政制度の基本についての講義が中心。2日目に入ると実践編となり、それぞれの自治体の財政状況を数値化して他の自治体と比べてみるという作業を行いました。どの程度借金を抱えているのかを示す「将来負担比率」と、どの程度貯金がたまっているのかを示す講師オリジナルの指標「基金額比率」という2つの数値を実際に計算し、他自治体と比較してみるというものでした。

下の写真は当日参加していた自治体の財政状況を表にしたもので、西東京市は全体の中でもかなり右に寄っている、つまり貯金がないということがわかりました。よく「財政が厳しい」という言い方をしますが、こうして見える化されると痛感しますね。グループワークでは標準財政規模がほぼ同じ自治体の方と一緒になったのですが、西東京市の3倍、4倍と基金を貯めている自治体もありました。

3日目は兵庫県川西市の総合政策部長から、財政健全化に向けた市の取り組みについて、市立病院の経営改革や、市民体育館の整備事業などの実例を聞きました。

タイトルが「地方財政制度の基本」というものでしたが、2期以上やっている議員の参加も多かったです。それだけ、財政というテーマは奥深いというか、難しいんだろうと思います。私も率直なところ、まだ理解の追いついていないところもあります。講師の先生が書かれた参考図書の紹介もありましたので、時間をかけて復習していきたいと思います。

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