仮設庁舎計画のここが問題

本日10時から、「田無庁舎市民広場解体工事及び仮庁舎建築計画説明会」に参加してきました。参加した市民は30名くらいでしょうか。遅れて来た方もいたのでもう少し多いかもしれません。それにしても、聞けば聞くほど問題のある計画だという思いを強くしました。

計画図面を見てわかる通り、ただでさえ広いとは言えない田無庁舎敷地の中の、唯一残された空地である市民広場に、5階建ての仮庁舎を建築します。南側の既存の事務棟との間は2.7メートル、西側のきらっととの間は1.5メートルとまさにギリギリのところに建物を建てるのです。

空地がなくなることで最も問題なのは、まさに今回の北海道地震のような震災時に、避難できるスペースがなくなるという問題です。市側は、「そもそも田無庁舎は震災発生時の避難場所にはなっていない。田無一中や小金井公園に行っていただく」と発言しましたが、現に執務中の職員、来庁者、周辺の図書館・公民館・きらっとの利用者も含め、まずは建物の外、そして建物から離れた場所で安全を確保するのが当然です。そのスペースが市民広場がなくなることで失われます。代替地として庁舎西側の出口(写真の②の部分)外、立体駐車場の南側と言っていましたが、明らかに手狭です。

東日本大震災発生時、私は市内にある武蔵野大学に勤務していましたが、まずは建物内から学生・生徒を外へ出し、安全なグラウンドに避難させました。これだけ震災対策が叫ばれる今、市民広場をなくすことはまったくのナンセンスです。

これ以外にも、多くの市民から質問が出ました。そもそも次の計画があるから「仮」なのであって、統合庁舎の姿が見えないまま仮庁舎だけが進むのはおかしい、引っ越し費用が不明で本当にこの方策がコスト的にも優位なのかわからない、駐輪スペースをどこに確保するのか、等々。説明会は予定の1時間を大きく超えて2時間30分に及びました。

もともと平成35年度までとしていた庁舎統合を10年先送りした際は「市民の合意形成が図られていない」とその理由を説明しました。なぜこの仮庁舎計画は決定項として粛々と進められるのかわかりません。今回の計画について「市民の合意形成が図れていると思っているのか」と2度にわたって問いただしましたが、直接的な回答はありませんでした。結局のところ、市の都合のいいようにされているように思います。

庁舎問題については、今後の街頭活動でも訴えていきたいと思います。

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