事務局から全議案の議員別の議決結果をいただきましたので、賛否の数などがわかるよう少し加工の上、公開します。
全会一致となった議案が25件、賛否が割れた議案が10件。
平成31年度西東京市一般会計予算は賛成16(自民、公明、立憲)、反対10(共産、みらいの小峰、ネット、田村、納田、森て)、退席1(みらいの冨永)で可決でした。
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意見書、陳情の関係は以下の通りです。
■精神障害者に対する交通運賃割引の適用を求める意見書
■森林環境譲与税の活用に関する陳情
→全会一致で可決または採択
■選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書
■学校給食の無償化を求める意見書
■選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書を国に提出することを求める陳情
→賛成多数で可決または採択
■沖縄県民の意思を尊重し、辺野古新基地建設問題を国民全体の問題として、公平、公正にさまざまな選択肢を検討することを求める意見書
■国民健康保険料を協会けんぽ並みに引き下げることを求める意見書
■保谷町5丁目市有地に関する陳情(2件)
→賛成少数で否決または不採択
中でも辺野古新基地建設問題に関する意見書は賛成13(共産、みらいの小峰、立憲、ネット、田村、納田、森て)、反対14(自民、公明、みらいの冨永)とわずか1票差での否決でした。
また私が大変迷ったのが学校給食の無償化を求める意見書への賛否です。趣旨は「本市の小中学校の学校給食完全無償化すると7億5000万円かかる。市でやると自治体財政を圧迫するので、国の財源負担で実現するよう求める」というもの。もちろんタダであることに越したことはなく、お金があるならすればいいと思います。しかし、地方財政も厳しいですが、国の財政も同様に厳しいのです。そんな中、「あれもこれもやる」ではなく、「どれをやり、どれをやらないか」を選択しなければなりません。
学校給食については、給食費が払えない、払うのが厳しいという低所得者世帯に対しては、生活保護や就学援助といったセーフティネットがすでに用意されており、十分に払える家庭まで含め、国費で全額無償化をする必要性は高くないと判断し反対に回りました。結果的には公明党が賛成に回ったため、賛成多数となりました。