先日、西東京市選挙管理委員会に対し「選挙運動費用収支報告書」の2回目(追加分)の提出を行ってきました。これにより私の選挙費用が固まりましたのでご報告させていただきたいと思います。
さて、「選挙にいくらお金がかかるのか」という問いに正確にお答えするのは実は難しい話です。選挙運動ないし立候補の準備のためにかかった費用を「選挙運動費用」と言い、形式的にはこれが選挙にかかる費用ですが、選挙運動期間になって突然活動を始める人というのはほとんどいません。多くの場合、それ以前から政治活動として自らの想いや主張を市民に伝える活動をしています。そのため、ここでは政治活動としての費用についてもあわせてお知らせします。
●「選挙運動収支報告書」に記載し選挙管理委員会に届けた費用
<収入> 計7名の方から、合計85,000円の寄附をいただきました。残りは自己資金から充てています。
<支出> 合計785,764円を支出しました。その内訳は以下の通りです。
①家屋費 事務所の賃借料に307,980円、テーブルのレンタル料に3,499円
②交通費 のべ23名に24,560円(実費弁償)
③印刷費 ポスター印刷代に264,600円(公費負担対象)、公選ハガキ印刷代に9,720円
④広告費 事務所看板に57,618円、選挙カー看板に81,000円、候補者たすきに10,800円
⑤食糧費 合計32食分で20,842円(1食あたり651円)※上限は1食あたり1,000円
⑥雑費 画鋲や手袋等の購入に2,376円、事務所の電気代に2,769円
●「選挙運動収支報告書」に記載されない費用
報告書には記載されませんが、以下合計278,885円が公費(税金)により支払われています。
①選挙カーのレンタル代 107,100円(1日15,300円×7日間)
②選挙カーの運転手雇用料 62,500円(1日12,500円×5日間)
③選挙カーのガソリン代 10,017円
④公選ハガキの送料 99,268円(52円×1,909通)※上限2,000通
「選挙運動収支報告書」に記載したポスター印刷代とあわせ、543,485円が公費により支出されました。
●選挙期間以前に政治団体「田村ひろゆきとわかりやすい政治をつくる会」として支出した費用
3月末日までに収支報告書を提出することになっていますが、およそ85万円です。主な内訳は下記です。
・田村ひろゆき通信の印刷代 348,800円
・業者によるポスティング代 168,048円
・名刺印刷代 91,800円
・郵送料 34,358円
・のぼり、たすき代 32,117円
・街頭宣伝用のマイク代 30,000円
・写真撮影スタジオ代、セット代 28,800円
・施設使用料 21,000円
●選挙後に返還された費用
供託金300,000円(落選=供託金没収ではなく、一定の得票があれば返還されます)
以上、まとめますと政治活動を始めてから選挙までにかかった総費用は供託金も含めておよそ221万円となります。このうち公費により支出されたものが543,485円、選挙後に供託金30万円が返還されましたので、実質的に自己負担として消えていった費用はおよそ137万円となります。当初の想いでは100万円くらいで戦いたいと思っていましたが、それよりはオーバーする結果となりました。
【お詫びと訂正】
2/1以降一部地域で配布を予定している「田村ひろゆき通信号外」で、選挙運動収支報告書に記載した支出のうち⑥雑費の電気代について、3,161円と記載していますが、選管への最終的な届け出の際、このうち392円が選挙期間終了後の期日の使用分であったため、この392円を除いた2,769円を電気代として届け出ました。すでに印刷の手配が進んでいたため修正ができませんでした。この場を借りてお詫びして訂正いたします。