フリー降車区間のあるバス路線を調査しました

昨日、渋谷駅を発着する東急トランセ(東急バス子会社)の代官山循環バスに乗車してきました。理由は、フリー降車区間が設定されており、バス停以外での降車ができると聞いていたからです。※下記画像は東急バスホームページより

私が乗車したのは夕方5時頃。帰宅ラッシュの時間帯には少し早い時間帯でしたが、10席ほどの座席がちょうど埋まる程度の乗客。ちなみに運行間隔は10分に1本程度です。

発車後、南平台町、鉢山町交番で数人を降ろし、伊太利屋本社バス停を過ぎるとバスはフリー降車区間に入ります。放送と車内前方の画面でフリー降車区間を走行中であること、降りたい場合はボタンを押すことが案内されます。すると、一人の男性が降車ボタンを押し、少し走ったバス停のない道の途中でバスが停車すると、その男性は降りていきました。

フリー降車区間は3区間に分かれており、2つ目の区間では降車がなく、正規のバス停である青葉台2丁目に到着しました。ここでは乗降がなかったのですが、時間調整のために少し停車。続いて3つ目のフリー降車区間に差し掛かり、案内放送が入りました。ここで私は降車ボタンを押しましたが、バスはすぐには停車しません。しばらく走って立体交差となるトンネル手前で降ろされました。どうやら、フリー降車区間とは言っても完全に好きな地点で降りられるのではなく、安全に降車できるポイントが決まっているようです。

今回見に行った理由は、9月議会の一般質問でこのフリー降車制について取り上げようと思っているからです。西東京市には「はなバス」というコミュニティバスが走っていますが、バス停の設置要望、増便要望のある区間や、利用者が伸び悩む課題区間があります。新たなバス停の設置や増便ができなくても、フリー降車という運用面での利便性向上が図れないかと考えています。もちろん、警察との協議、近隣住民との協議等が必須ですので今日明日に実現することではありませんが、少なくとも検討の場には上げてもらえたらと思っています。

せっかく渋谷に行ったので今年1月に完成した渋谷区役所の新庁舎も見学してきました。最上階15階は交流のフロアとなっていて見晴らしの良い広いスペースがありました。色々と催しなどをするのかとは思いますが、行ったときは何もやっておらずもったいないくらいの空間でした。

   

ちなみに今日は高校生政治家体験の最終日でした。こちらの報告は長くなりそうなのでまた後日書かせていただきますね。

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