昨日の午前中は、保谷庁舎で行われた庁舎統合の説明会に参加しました。以前に田無庁舎でもあったのですが、その時は別の予定と重なってしまい参加できなかったので、昨日の参加となりました。参加していたのは10人ほど。うーん、関心は低いですね。市では今年度中に庁舎統合の方針を決定しようとしているのですが、「そんな話が進んでたの?」という市民が大多数なのかもしれません。
簡単に説明すると、
・保谷庁舎が老朽化している(あと4年で耐用年数の50年になる)
・職員の重複配置や庁舎間の移動のために財政負担が大きい(年1.25億円)
・1つの庁舎で用件が終わらないなど市民サービスにマイナス
・職員の業務効率の低下につながる
といった理由で、市としては庁舎統合が必要だと言っているんですね。
私は、市が主張する「庁舎統合の必要性」について、基本的には理解しています。ただ、一つ懸念しているのは建設にかかるコストです。現在、市が出している資料には新庁舎の建設費は70億円と書かれているのですが、これは平成24年度の建設工事費をもとに算出したもの。実はその後、資材の高騰など様々の要因により建設工事費は上昇し、平成27年度には平成24年度の1.24倍になるとされています。
市役所に豪華さ、派手さを求める市民はいないと思います。必要なものまで削ることはありませんが、できる限りコンパクトな新庁舎になるよう、注意していく必要があります。間違っても気づいたらコストがどんどん膨らんでいたとならないようにしなければいけません。