昨日、10時から市議会の企画総務委員会を傍聴してきました。庁舎間のシャトルバスについての陳情や、東大農場売却地に関する陳情など、気になる案件がかかることになっていたので行ってきました。
到着してみると当初予定(11/14現在の案件一覧)にはなかった市の一般職の給与に関する条例についての審議が行われていました。細かい数字のやり取りになって、資料の確認のために「暫時休憩します」と細切れに休憩。やっと終わって次は陳情の話かなと思ったらまた「暫時休憩します」と休憩。しかも「再開は放送でお知らせします」と明確な時間が伝えられないままに休憩となってしまいました。結局午前中では東大農場に関する陳情の審議が終わらず、午後に持ち越しとなり、私は午前中だけの予定でいたので結果はわからずじまいでした。
現在の市議会では、本会議の様子はネットで公開されていますが、委員会審議を見るためには議会に直接足を運ぶしかありません。個別の事案に関する突っ込んだ話し合いは委員会でなされるので、この委員会を時間・場所の制約を受けずに見られることは、市議会で何が話し合われているのか市民が知るうえでとても重要です。「暫時休憩」の時間を無駄にすることもないですしね。
また、委員会は原稿読みが中心のセレモニー化した本会議と違って議員が比較的自由に発言するので、良くも悪くも議員の個性が見えるというのも、いい点だと思います(もしかしたら見られたくないという議員も多いのかもしれませんが)。どういう想いで、どういう立場で議員が発言しているのかがよく見えます。
政治の「見える化」推進のため、委員会のネット公開はすぐにでも取り組むべき課題です。