旧ひばりが丘中学校跡地活用基本方針の策定に向けた説明会・意見交換会が、昨日、今日と2日間開催され、いずれも参加してきました。議員などの関係者も含めた人数ですが、2日間で60人くらいの参加だったでしょうか。
前提として、この土地は教育委員会が学校用地として管理しているものですが、学校用地としての活用は令和16年度以降であることから、それまでの間、そのままにしておくのはもったいないよね、ということから計画されているものです。詳細は旧ひばりが丘中学校跡地活用基本方針(素案)に掲載されています。
素案の全文ははこちら(PDFファイル)
市民の皆さんも西東京市の財政が決して潤沢ではないことを知り、より効果的に予算を使うべきという視点からの質問が多かった印象です。将来的に学校用地とするまでの活用ということで、ならば暫定活用とせずに最初から学校を作り、その空いた土地を活用して恒久的な施設を作るべきとの声もありました。
ボール遊びができる広場やテニスコートの整備が素案に盛り込まれましたが、テニスコートの整備には賛否両論ありました。隣接した住宅にお住まいの方からすれば、懸念に思うのは当然のことかもしれません。
主な質疑は次のようなものでした。
Q:R16年度以降にできる学校とは。小学校なのか中学校なのか。
A:決まっていない。教育委員会で今後検討する。
Q:予算はどの程度使えるのか。
A:次年度以降の設計の中で具体的に決める。
Q:速やかに谷戸小・谷戸二小を建て替え、その跡地を活用すべきでは。
A:まだ耐用年数がある。建て替えや統合には地域の合意形成に時間が必要。
Q:せっかく作ってもR16年度に壊してしまうのか。
A:ボール広場やテニスコートは、その後の学校でも活用できるものを想定。
Q:砂埃や騒音が心配だ。
A:対策は必要と考えている。比重の重い砂の使用、防音壁やフェンス、利用時間制限などを検討している。
Q:テニスコートの場所を住宅に隣接させないでほしい。
A:現時点ではあくまで素案なので、今後検討する。