市長へ要望提出「市民の命を守る取り組み最優先に」

本日午後、池澤市長と新型コロナウイルス感染症対策について懇談の機会を持ちました。

すでに8月5日付で提出済の緊急要望に対する回答を聞くのがメインでしたが、その後の動きを踏まえて新たに「プレミアム応援券(お食事券)の2次販売を中止し、市民の命を守る取り組みを最優先することを求める要望書」を、11人の議員団の連名で本日池澤市長に提出しました。

今回の要望書作成は私が担当させていただき、市長に対して「今は市民の命をいかに守るかという、災害に等しい状況であり、この時期にプレミアムをつけるからお食事券を買ってくださいというのは市民への誤ったメッセージとなる。市長の判断で中止し、市民の命を守る取り組みに全力を傾けてほしい」と伝えました。

懇談の中で市長からは、次のような話がありました。

■自宅療養者支援について
手っ取り早くできる方法として食料支援が考えられる。東京都のフォローアップセンターが追いつかない部分を市としてどうフォローしていくか、保健所とも話し合った。近いうちに結論を出す。

■東京都・保健所との情報共有について
市長会で要望を出していく。

■感染者が出た施設でのPCR検査について
低価格の検査キットもあり、これで不安を取り除くというのはあるかなと思う。ただ、検査をする・しないは保健所の権限であり、市が入り込み混乱させてはならない。この点を踏まえて検討していく。

■受験生、教職員、学童クラブ職員の優先接種について
優先接種、職域接種での対応ができるかと思う。12歳以上に枠を広げたので、身近なクリニック等で受けてほしい。

不十分な点もありますが、自宅療養者支援については前向きに検討が進んでいるようにも思われました。市民の命がかかっている問題です。できない理由を並べるのではなく、市民の命を最優先にした取り組みに全力を傾けてもらいたいと思います。

なお、要望書は日本共産党、立憲民主党、生活者ネットワーク、無所属有志、計11名の連名で提出しましたが、今日の市長懇談はコロナ対策のため人数を絞って行いました。

参加したのは写真左から、かとう涼子議員(生活者ネットワーク) 、田村ひろゆき(無所属)、池澤市長、森てるお議員(無所属)、大竹あつ子議員(日本共産党)、佐藤大介議員(立憲民主党)です。

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