臨時会は2日目。夕方5時近くなってようやく議長が選出されました。新しい議長になったのは自民党の田中のりあき議員。無記名投票の結果28人全員が田中のりあき氏に投票するという結果でした。結果だけ見るとなーんだという感じですし、なんでこれだけのことに丸2日もかかるの??と思います。
今日も10時に始まった本会議ですが、すぐに休憩。隣席の議員と「30秒くらいでまた休憩ですかね」と言っていたら、まさかの10秒ほどで休憩。集まる必要あるのかというレベルです。昨日同様に「会派代表者会議」が開かれ、座長と副座長が各会派を回って様子を聞くとのことで(※)、またも無所属議員にとっては待つばかりの時間が始まりました。
※会派代表者会議は本来議長・副議長が進行しますが、議長が決まるまでの間、各会派の代表のうち最年長者を座長、次の年長者を副座長として進めます。今回は共産党の藤岡議員が最年長の会派代表なので座長、統一会派みらいの小峰議員が2番目に年長の会派代表なので副座長となりました。
待っている間は、他の議員が部屋を訪ねてきて話したり、昨日に引き続き役所側からの説明があったり。大してなにもしていないと言えばそれまでなんですが、いつ誰が訪ねてくるかわからない、またいつ動きがあって再開するかわからないという状況で、落ち着かない時間を過ごしました。
そしてようやく会派代表者会議が再開されたのが15時40分。座長からの報告は、「自民党以外は候補を取り下げることになった」というもの。長時間待たされた間にどんな調整がされたのかははっきり言ってわかりません。昨日の段階では複数の会派が「候補を立てる用意がある」と言っていましたので、出たい人はみんな出て選挙すればいいじゃん!と思うんですが(それでも最大会派の自民党の候補が当選すると思うんですけど)、現実には見えないところで話し合いがされ、1人だけの名前が挙がる形での投票となりました。
その後、本会議場での投票までの間に、候補となった田中議員が私の部屋にもあいさつに来られました。結論は見えていましたが、私からの要望として、①立場は色々とあるが、議長としては公正・中立に、一人ひとりの声、特に少数の声にも耳を傾けてほしい。②若者の政治参加を進めるこれまでの活動の中でも、地方議会は何をしているかわからないという声が多い。より市民に見える、わかりやすい議会にしてほしい。という2点をお伝えしました。
こうした経緯を経ての本会議、議長選出となりました。議長選挙となると、市長以下部長級職員がズラリ勢揃いします。ということは、彼らはいつ始まるかわからない議長選挙に備えて予定を確保しているということなんでしょうね。大変な話です。次は月曜日に副議長選挙があります。できる限り時間をかけずに、決まってほしいものです。