10月13日に建設環境委員会の視察が、10月19日に議会運営委員会の視察がそれぞれ行われました。
建設環境委員会の視察で訪れたのは西東京いこいの森公園と泉小わくわく公園。いずれも市内で、いつでも行ける場所ではありますが、かまどベンチや災害用トイレ、備蓄倉庫など防災機能を中心に改めて説明を受けてきました。いつ来るかわからない災害に向け、機能充実が図られています。食糧はローリングストックで、期限が近づいたものは給食等で利用されるとのことです。
また、いこいの森公園を中心とする54の公園は指定管理者制度による管理が行われており、手ぶらBBQやドッグランなどのイベントが積極的に開かれています。小規模公園でマルシェを開く、ハーブガーデンなどの特徴的な公園にするなどの取り組みも行われています。
議会運営委員会の視察は町田市へ。2012年に完成した新庁舎は吹き抜けや屋上庭園などもありゆったりとした作りです。
議会改革については、高校生との意見交換会やタブレット導入の経緯などを議長からご説明いただきました。西東京市では20周年記念事業として計画していた子ども議会がコロナ禍のため頓挫してしまいましたが、町田市の例も参考にしながら取り組んでいければいいと思います。
説明の後、議場を見学。親子傍聴室という小さな子ども連れでも安心して傍聴ができる部屋がありました。子ども連れに限らず、「おしゃべり傍聴」ということで話をしながら傍聴することができるとのことです。これも参考にしたい取り組みですね。
委員会視察というと慣例的に1泊2日の泊りがけ、ということが多いのですが、今年はコロナ禍ということもあり難しい。そんな事情で近場の視察となったわけですが、これはこれでありだと思うし、見るべきものが近くにあるならそれを見に行けばいいだけの話なんですよね。今後はオンラインでの視察など、視察そのもののあり方が変わっていくのかもしれません。