西東京市長選挙の結果が出てから2週間が経過しました。1514票、得票率にして2%という僅差で池沢たかし氏が新市長に選出されました。今回、何よりも残念で許せないのは、池沢氏が強烈なネガティブキャンペーンという手法に出たことです。それは選挙前から始まっていたのですが、極め付けが投票日直前にポスティング、新聞折り込みで市内全域にばら撒かれたビラです。このビラについては2月8日の記事でも取り上げましたが、事実に基づいた批判という域を超えた、差別的な内容です。
これを黙って終わらせるわけにはいかない。これが成功体験となって全国の選挙で行われるようになれば、民主主義の危機である。そんな思いから、このようなネガキャン選挙を展開したことについて強く抗議し、平井竜一氏並びに市民に謝罪の上、今後は公正でフェアな選挙を行うよう求めるネット署名を開始しました。
■署名サイト「ネガキャン選挙を許さない!民主主義の危機を招いた西東京市新市長に強く抗議する」
19日金曜日午後には、田無駅北口にてネット署名開始の記者会見を兼ねた緊急報告会を開催しました。私は当日の司会進行を務め、ネット署名開始に至る経緯などを話しました。その中では、「よそ者は受け入れないという、排除と分断、差別をあおるメッセージだ。大人はもちろん、子どもの目にどう映ったか。副市長時代に子ども条例をつくった池沢氏が出したビラとして恥ずかしい」と述べました。
このネット署名については複数のメディアに取り上げていただきました。これは決して西東京市だけの問題ではありません。ぜひ多くの方に賛同していただき、ネット署名にご協力をお願いいたします。
■タウン通信 「ネガキャン選挙を許さない!」 西東京市長選への抗議活動始まる
■ひばりタイムス 「ネガティブキャンペーン」抗議のネット署名活動始まる 西東京市長選挙の池澤陣営配布ビラ
■東京新聞 ネガキャン選挙許さない! 西東京市長選 落選陣営が署名活動