本日8時50分から池澤市長と面会し、2月7日に行われた西東京市長選挙で配布された「法定ビラ」に関する抗議署名1591筆(ネット840筆、紙751筆)を提出しました。この署名は、市長選挙で平井竜一候補を支援した確認団体「西東京市のみらいをひらいていく会」の藤井代表と、公正でフェアな選挙を求める西東京市議会議員有志11名で行ったものです。
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冒頭、藤井代表から以下のような発言がありました。
「2月5日にビラが投函され、目を疑った。平井陣営で使っているものと同じ色であった。選挙にネガティヴキャンペーンはあるものだが、これはいくら何でもと怒りが沸騰した。選対本部長として、残り2日間でこれは違うと言うべきではと考えたが、クリーンで行こうという意見であった。その後の議会をネット傍聴したが、今回のやり方は度が過ぎており、許されない」
「池澤市長の当初の印象は良かった。公開討論会などでの受け答えも誠実なもので、手ごわい相手であると感じた。しかし、その後女性議員が渡り鳥のようなといった演説をしている動画が拡散し、これはおかしいと思い始めた。そして最後にあのチラシが来た。しっかりと謝罪をするべきだ」
これに対し、池澤市長から次のような回答がありました。
「この間も答えてきたことだが、多くの人にご不快な思いをさせたことは私の意図するところではない。確認団体のこととはいえ、止めるタイミングはあった。ここまで問題が発展したことに心からお詫び申し上げたい。今後、候補者にも何らかの形でしないといけない。現在、異議申し立てが出されている。市選管の判断は出たが、都選管はこれから。推移を見ながら、どういう形にするか考えさせていただきたい」
藤井代表からはさらに重ねて発言がありました。
「ルールはルールとして、異議申し立ての結果がどうなるかは見守っていけばよいが、市長自身が悪かったと思っているなら、早めにその思いを表明した方が良いのではないか。その方が市民からも好感を持たれるだろうし、本来の池澤氏の市長像なのではないか」
市長からは、「お詫びする考え方に変わりはないが、具体的な時期や方法は考えさせてもらいたい」と繰り返しの回答がありました。
最後に、議員団を代表して西東京・生活者ネットワークの後藤議員から、
「藤井さんからも話があった通り、私たちもこの問題をいつまでも引っ張りたくはない。早い時期に気持ちを表明すべきではないか。もうすぐ6月議会が始まるのでいい機会ではないかと思っている」との発言があり、面会が終了しました。
署名活動としてはこれで区切りとなりますが、引き続き議会を通して池澤市政をしっかりと監視し、市長自身が約束した謝罪の場が持たれるまで追及を続けてまいります。