「11人の議員団による議会報告会」を開催しました

5月14日夜、初めての試みである「11人の議員団による議会報告会」を開催しました。報告が遅れてしまい申し訳ありませんでした。

かとう涼子議員の司会で始まり、
①新市長について
②新型コロナ対策について
③予算について
の3つのテーマに分けて各議員が報告、市民の皆さんからの意見をお聞きしました。

「新市長について」を報告したのは、森てるお議員、藤岡智明議員、森しんいち議員の3名。
池澤市長は「与えられた役割を忠実に果たす役人」という印象で、悪い人ではないが、決断力、リーダーシップにおいて市長に適任かどうかは疑問である。市長選挙では法定2号ビラにおいて、よそ者排除や「共産・左翼」といった分断と排除を招く表現を使い、止めることができなかった。今朝、ネット署名と紙の署名を市長に届けた。他にも市民から選挙無効を求める異議申し立てが出されており、今後とも市長を監視し、追及する。といった話がありました。

参加した市民からは、確認団体に対する追及が弱い。6月議会中に決着をつけるべきではないか。財政破綻を招いたという表現は不適切ではないか。といった指摘がありました。

「新型コロナ対策について」を報告したのは中村すぐる議員、後藤ゆう子議員、納田さおり議員の3名。
事業者支援策について補正予算が組まれ、プレミアム応援券事業やエッセンシャルワーカー応援事業が盛り込まれたが、エッセンシャルワーカーの定義があいまい、生活困窮者は5000円を出して応援券を買うことができず、本当に困っている人に届かないなど課題がある。若者支援の必要性から提出した修正動議は否決されたものの、自公から若者支援を求める付帯決議を引き出した。池澤市長は公約にワクチンを掲げ、検査よりもワクチン重視のため、検査体制を充実してほしいという要望が通らない。といった話がありました。

参加した市民からは、コロナ対策について、市独自施策が見えにくい。プレミアム応援券事業については、商工会への委託費が高額なのでは。といった指摘がありました。

「予算について」を報告したのは佐藤大介議員、保谷清子議員、大竹あつ子議員の3名と、私田村です。
新市長誕生後、予算編成まで時間が限られているために6月までの暫定予算になった。補正予算に対しては修正動議を出したが数の力で勝てなかった。選挙でしっかり仲間を増やす必要がある。といった話があり、個別のテーマについては、公共施設総合総合計画と学校施設適正規模適正配置について、これまで市は削減に誘導する内容で市民参加のワークショップ等も進めている。学童クラブの定員超過が深刻であり、増設計画を立てる必要がある。といった話がありました。また佐藤議員からは予算特別委員会で副委員長だった立場からの苦労話もありました。

私は、報告者の最後だったこともあり、改めて「補正予算」と「暫定予算」についておさらいし、暫定予算については悩んだ末賛成したが、市立公園の指定管理者選定を巡り、議会に対する情報提供の遅れがあり厳しく指摘したこと、6月議会には「本予算」が提出されるため、その中身をしっかりチェックする必要があるという話をしました。

参加した市民からは、全体を通しての感想として、今回の取り組みは良かった。これからも市民が発言できる場を作ってほしい。市長選挙で負けた1500票を取り返すのではなく、2000票、3000票とさらに上回るような活動が必要だ。中傷ビラの話が多かったが、これから前向きに何をしていくかが大事だ。といった評価ととともに叱咤激励の言葉をいただきました。

緊急事態宣言の延長によりオンライン開催となりましたが、議員を除いて最大65名の参加でした。このような機会はまた設けていきますので、ぜひご参加ください。

Twitterでも発信中!

Facebookでも発信中!

PAGE TOP