2022年になってから議会後に行っている市内5駅での街頭報告会。昨日7月30日に開催しました。この形式にするようになってから3回目ですが、幸いにしてこれまで雨に降られたことはなく、昨日も無事に開催することかできました。
話をしたおおよその内容は以下のようなものです。
連日の猛暑。新型コロナの感染拡大も続いている。コロナ対策と熱中症対策の両立が課題。6月議会では公共施設の冷水機の稼働再開を求めた。こまめな水分補給が大切だ。
政治と宗教の関係が巷をにぎわせている。宗教団体に限らず、組織・団体に応援してもらえば選挙は楽。しかし、依存すればするほどお願いを断れなくなる。私は組織・団体に依存せず、一人ひとりの応援を積み重ねて活動してきた。一市民、一生活者の視点で市政をチェックするため、これからもその姿勢は貫く。
臨時会の補正予算に私を含む無所属の3名が反対した。物価高騰等の対策として、学生や子育て世帯の支援、事業者支援にかかる経費が盛り込まれた。なぜ反対したのか。それは事業者支援の手法が公平性を欠くものだからだ。子どもや福祉関連の事業者は、前年からの経費増加分を確認して申請し、後日実績報告書の提出により精算が必要だが、その他の個人事業主と中小企業は規模に応じた一律支給で精算を求めない。物価高騰の影響をさほど受けていなくても一律の定額支給なのだ。「真に困窮する人に支援する」という市長の考えにもあっていない。おかしいではないか。なにも事業者支援するなと言っているのではない。手法が問題だ。
6月議会では市内の危険な踏切について、3月議会では市内の道路問題、とりわけ通学路の安全対策について取り上げた。これまでも市民の方からいただくお声をもとに議会での質疑を行ってきた。市政のテーマは生活の身近な問題だ。
「沖縄戦戦没者の遺骨を含む土砂を埋立てに使用しないことを求める意見書」が議会に提出された。辺野古新基地建設の埋め立てに遺骨を含む土砂を使う計画。基地建設の是非を超えて人道上許されない。当然賛成と考えた。賛成討論を4人の議員が行った。反対討論はなし。しかし、採決すると自民・公明の反対で否決。非常に残念な結果だ。
12月25日に市議選がある。前回投票率は36.84%。投票率が下がって喜ぶのは、組織・団体に支えられた議員。誰がやっても一緒、市議会議員が何をしているかわからない、これまではそうだったかもしれない。私はこの4年間できる限りの情報発信をしてきた。選挙前だけ顔を見せる議員とは違う。議会を変えるには、一人でも多くの有権者に選挙に行ってもらうこと。ぜひ一人ひとりの市民の皆さんに支えていただきたい。
本日開催したオンライン報告会には11名の方にご参加いただきました。「補正予算の反対理由や課題などわかりやすかった」「本日も分かりやすくまとめた報告ありがとうございました」などのお声をいただきました。ありがとうございます。
議会トークで使用したスライドをPDFファイルで公開します。ご関心のある方はご覧ください。
リンク:議会報告会スライド202207(PDFファイル)