他のまちの公共施設を見に行くシリーズ~板橋区編~

私は西東京市の市議会議員ですので、当然西東京市の現状について知ることが求められるのですが、自分のまちのことだけを見ていても発想がわいてきません。他のまちと西東京市を比較することで、良い部分や足りない部分が見えてくるのです。そんなわけで、プライベートでどこかへ出かけた時にもふらりと役所や公共施設に立ち寄ったり、その自治体が発行する広報物などをもらったりしてきます。ある種の職業病みたいなものですね。

前置きが長くなりましたが、先日、議員インターンシップで来ている高校生を連れて、板橋区の様々な施設を見学してきたので、今回取り上げます。

①板橋区立中央図書館
今回板橋区に行ってみようというきっかけになったのがここ。グッドデザイン賞や今年度の図書館協会建築賞を受賞したという新聞記事を見て訪問しました。
目の前に広がる平和公園の中にある3階建ての図書館は、「板橋ボローニャ絵本館」のある1階は大半のスペースが子ども向け。とても明るい雰囲気の空間です。2階から3階にはテラスや学習ルームもあります。とても魅力的な図書館に感じられましたが、高校生からは「デザイン優先の照明なので、勉強するには白色の蛍光灯の方がいい」といった感想もありました。なるほど、まさに利用者としての実用的な視点ですね。
西東京市でも今後検討を進める中央図書館の参考にしていきたいと思います。

②板橋区立エコポリスセンター
環境に関する啓発や学習事業を行うとのことですが、この日はイベントもなく閑散としており、ちょっとスペースを持て余し気味でした。最寄駅からも距離があり交通の便がいまいちなことも影響しているのかもしれません。
ただ、ここに限らず市内の各種施設にマイボトル用の給水機があったのは素晴らしい。実は、この板橋区の事例は昨年6月の市議会の一般質問で取り上げ、西東京市でも設置する考えがないかと問うています。ぜひ西東京市でも設置するよう、引き続き働きかけていきます。

③板橋区立郷土資料館
1972年開館とのことですが、古さは感じられずきれいな施設です。すごく広いわけではありませんが、一回りすれば板橋の歴史がよくわかるつくり。こういう感じでいいんですよね。
西東京市の郷土資料室はこの猛暑にもかかわらず冷房のない部屋がある状態で、まずはそこからではないかと…近くには区立美術館もあり、文化を感じるエリアとなっていました。

他にも教育科学館、熱帯環境植物館、赤塚植物園などの区立施設を行けるだけ回ってきました。インターン生を暑い中歩き回らせて申し訳なかったのですが(楽しんでくれたようですけど)、非常に学びのある1日となりました。

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