新たな移動手段(自動運転バス、グリーンスローモビリティ)を体験

西東京市内を走るコミュニティバス、はなバス。ルートやダイヤの見直しなどを行い、収支率の向上に努めているものの、目標である収支率50%には至っていません。また、市内には路線バスや鉄道も含めた公共交通へのアクセスが不便な「空白地帯」があり、新たな移動支援の導入が求められています。

公共交通については9月6日に予定されている一般質問でも取り上げる予定ですが、これに先立って8月12日、15日と都内で実証実験が行われている2つの移動手段に体験乗車してきました。

羽田空港にほど近い、羽田イノベーションシティでは自動運転バスに体験乗車。施設内の周回ルートを走っており、完全自動運転とのことですが、操作説明のために係の方が乗っていて、たまたま貸し切りとなったこともあり、色々と説明していただきました。

施設内では最高時速8kmですが、公道では20kmまで出せるとのこと。止まれの標識では左右を確認してゆっくり発進、通行人を検知して停止する場面もありました。急停車することもあるため、現状ではシートベルト必須でした。技術が進み、いずれ西東京市でも走る日が来るのでしょうか。

荻窪駅南口エリアで実証実験をしていたのはグリーンスローモビリティ。低速で走る電気自動車です。議員インターンの高校生と、同僚の佐藤大介議員というメンバーで乗ってきました。

車両は2種類。15分ないし30分間隔で3つの停留所を経て駅に戻るルートです。1乗車100円。我々は車両を替えて2周したのですが、その間の乗車は1名のみでした。ただ、土日は利用者が多く、1日50~60名程度が利用するとのことです。ゴルフカートのようなタイプは走ると風が気持ちいいですが、寒い日は辛そうです。雨よけのシートは下ろせるようですが、荒天時は運行を見合わせる場合もあるとか。

車幅が狭いので、住宅街の中でも走れるのは魅力ですし、環境面での魅力もあります。こちらは11月から実験ではなく本格運行を開始するそうです。西東京市でも一つの選択肢として、検討する価値はあるのではと思います。

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