碧山小・明保中の給食調理4月から委託できず、外注弁当で対応へ

本日、急遽開催された全員協議会(議員全員が市の執行部側から報告を受け、認識を共有するために開かれる)で説明された内容です。経緯としては以下のようになります。

▶︎今年1月15日、現在の委託事業者から、10月に2度の異物混入事故を起こしたことを受けて、4月以降の契約を辞退したいとの申し出あり

▶︎競争入札を実施するも不調に(参加した9社がすべて辞退)

▶︎市内小・中学校で受託実績のある事業者他、50社に問い合わせるも、人材確保が困難、近隣に拠点がないとの理由ですべて断られる

▶︎現在の委託事業者に改めて継続を依頼するも、断られる

▶︎外注弁当業者に依頼し、受託するとの回答があった

こうした状況を受け、提案済の予算案の訂正が必要になり、昨日から開会される予定だった予算特別委員会は昨日、今日と開かれませんでした。

外注弁当を請け負ってくれる業者が見つかったのは不幸中の幸いですが、自校調理する給食とは当然違うものになります。児童生徒への給食提供ができない事態は深刻なものと言わなければなりません。

市長への報告があったのは3月7日、議会への報告はさらに遅く3月11日以降に行われました。市長も珍しく語気を強めて「報告がとにかく遅い!」と言っていましたが、教育委員会の中の一部で抱え込んでしまい、組織としての対応が遅れたことに厳しい指摘が相次ぎました。

今後、外注弁当の詳細など具体的な対応については、来週月曜日から遅れて開会することが予定されている、予算特別委員会の中で質疑が行われることになります。

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