今年も恒例の高校生インターンシップの受け入れを行いました。今回は3月12日から4月2日にかけて、11日間で計9名の生徒を受け入れました。
議会開会中の平日は、議会傍聴をしてもらいました。3月議会は委員会が空転してしまった日もありましたが、幸いにしてその日は研修日にはなっておらず、少なからず議会が「動いている」様子を見てもらえてほっとしました。予算特別委員会で私が質問する場面を見てもらうこともできました。
土日の研修では、私が参加する市内のイベント等に同行してもらいました。
3月16日は市内にある障がい者福祉の事業所やサークルの活動紹介イベント「つなぐ・みんなの笑顔」に参加。ステージ発表を楽しみ、各事業所の作品の販売ブースも回ってもらいました。ロビーではキャベッツさん、市長も加わっての記念撮影となりました。
3月20日は平和映画上映会に参加。原爆の恐ろしさを描いた直視するのが苦しくなるようなシーンもありましたが、何か感じるものがあればと思います。「西東京市にもあった戦争・アニメ原爆の記」上映、「広島平和の旅」参加者報告会、「長崎の鐘」の追悼歌唱もあわせて行われ、西東京市が平和事業に力を入れていることをお伝えしました。
3月30日は下保谷四丁目特別緑地保全地区(旧髙橋家屋敷林)の観桜会へ。満開まではもう少しという感じでしたが、綺麗な花を楽しみました。髙橋家屋敷林保存会の皆さんとお話ししたり、市の職員から樹木の剪定に年間1500万円ほどの予算が必要だという話を聞いたりして、みどりを守る大切さ、大変さを学んでもらいました。
また、オンライン研修会にも同席してもらいました。議員向けの内容で少し難しかったかなと思ったのですが、休みの日にも関わらず全国の議員が集って研修していることがすごい、というありがたい感想をもらいました。
今回、日程の都合もあり全員ではないのですが、研修のまとめも兼ねて街頭演説を体験してもらった生徒もいます。3日間のインターン研修を通じて、議員が情報発信や研修への参加など能動的に活動していることを知った、予算特別委員会で真剣な議論が行われていたといった前向きな印象を持った一方、議会で物事を前に進めるには非常に時間がかかり、課題に感じたという指摘もありました。
毎年、春休み、夏休みの期間に、NPO法人I-CASのプログラムを利用して、1人あたり3日間の研修に参加していただいており、今後も継続予定です。また、個別にお問い合わせいただいても対応可能ですので、高校生に限らず、大学生、中学生、それ以外の方でもご希望があればお気軽にお問い合わせください。