自民党の歴史的大勝、そして中道改革連合の歴史的惨敗となった衆議院議員選挙が終わりました。自民党が優位という情勢調査は序盤から伝えられていましたが、まさかここまで、というのが率直な感想ではないでしょうか。比例代表で自民党が得るはずだった14議席が、比例名簿登載者の不足で他党に回ったとのことで、それがなければさらにとんでもない結果になっていたことになります。
西東京市、武蔵野市、小金井市の東京18区からは5人が立候補、自民党の福田かおる候補が、NHKで午後8時の時点で早々に当確(いわゆるゼロ打ち)となりました。おめでとうございます。

自由民主党 福田 かおる 117,383 <当選>
中道改革連合 松下 玲子 69,722
国民民主党 鈴木 ゆうま 33,497
参政党 徳永 ゆきこ 17,121
再生の道 吉田 あや 8,330
私は前回の選挙では松下玲子候補を応援しましたが、今回の選挙では、特定の候補者の応援はしないという判断をしました。その理由は公示日に公開した記事で説明しましたが、多くの有権者が抱いた疑問とも通じるものだったのではないかと思います。
関連記事―衆議院議員選挙が始まりました
自民党に対抗できる勢力がまとまり、一つの大きな流れを作るという「中道改革連合」のやろうとしたことは決して間違っていたとは思いませんが、選挙前の急ごしらえ新党、しかも政策的なすり合わせも不十分なままに、という印象を拭うにはあまりに時間が足りなかったと思います。国会の中で成果を上げて、その上での解散だったら、もっと見る目は違っただろうにと思います。
自民党は316議席というかつてない議席を得て、衆議院の3分の2を占める勢力となりました。しかし、国民の3分の2が自民党を推したのかといえば、そうではありません。
西東京市の比例代表の各政党の得票数を見てみます。最も得票しているのは自民党ですが、割合では32.6%に過ぎません。中道改革連合が18.6%、チームみらいと国民民主党も10%を超える得票があります。それでも自民党の歴史的大勝となるのは、1票でも上回ればその候補が当選する小選挙区での勝利があります。実際の民意は多様であるということです。
| 自由民主党 | 33,708 | 32.6% |
| 中道改革連合 | 19,213 | 18.6% |
| チームみらい | 12,321 | 11.9% |
| 国民民主党 | 11,765 | 11.4% |
| 参政党 | 6,426 | 6.2% |
| 日本共産党 | 6,313 | 6.1% |
| 日本維新の会 | 5,089 | 4.9% |
| 日本保守党 | 2,910 | 2.8% |
| れいわ新選組 | 2,863 | 2.8% |
| 社会民主党 | 1,432 | 1.4% |
| 減税日本・ゆうこく連合 | 1,299 | 1.3% |
高市首相も、そのことはわかっていらっしゃると信じます。衆議院の3分の2を得たから何でもできる!ではなく、野党、少数会派の声にも耳を傾けて、丁寧な国会運営をしていただきたいと思います。
西東京市の投票率は60.88%でした。前回衆院選の投票率は58.47%だったので、2.41%の上昇となりました。また、西東京市の期日前投票者数は42,541人でした。前回の衆院選は31,572人でしたので、10,969人の増となりました。関心が高まることは歓迎すべきですが、長時間お待ちいただいた方もいると思います。期日前投票所の増、日程延長を市議会で訴えていきたいと思います。

今回の政界再編とも言える動きが、西東京市議会にどういった影響を与えるのかはわかりません。中道改革連合は、参院議員や、地方議員も合流させていくと言っていましたが、そのような動きになっていくのか。注目していきます。

