今回の統一地方選挙が終わって、もう一つ気になったことがあります。それは投票率です。今回多摩26市のうち20市で市議会議員選挙がありました。西東京市の近隣市の投票率を見ると、
武蔵野市議会議員選挙 46.96%
三鷹市議会議員選挙 46.84%
小平市議会議員選挙 44.40%
東村山市議会議員選挙 48.65%
東久留米市議会議員選挙 45.22%
となっています。いずれも50%以下でで決して高いとは言えませんが、おおむね40%台後半の数字となっています(今回選挙のあった20市の平均は46.96%)。その一方で、西東京市はと言うと、
西東京市議会議員選挙 40.77%(昨年12月21日実施)
と近隣市と比べても低い投票率であることがわかります。この数字、多摩26市で直近に行われた市議会議員選挙の投票率ではワースト2位の大変不名誉な数字です。
ちなみにワースト1位は昨年2月16日に行われた日野市議会議員選挙の33.98%なのですが、この日は前日まで記録的な大雪に見舞われており、投票どころではなかったという特殊な状況でした。そう考えると、西東京市の数字は実質的にはワースト1位と言っても過言ではないと思います。
年末選挙という選挙時期そのものにも問題がありますが、多くの市民に少しでも関心を持ってもらう取り組みが、より重要だと再認識させられる数字でした。