昨日は、「HELLO CYCLING」の名称でシェアサイクル事業を展開しているOpenStreet株式会社をローカルマニフェスト推進連盟の皆さんと共に訪問し、シェアサイクルと自治体連携の可能性というテーマで話を聞いてきました。
鉄道やバスのような移動手段を「大動脈」とすれば、シェアサイクルは毛細血管のような役割。バスを走らせるほどは重要のない空白地帯を埋める手段にもなります。何よりも環境にやさしく、脱炭素の流れにもマッチします。
自転車1台ずつにGPSがついており、どこからどこへの移動に使われるのか、一時的に滞在している場所はどこなのか、よく通るルートはどこなのかといった情報を得ることができます。この情報は道路整備や観光などへの活用も考えられます。
当日は武蔵野市の議員も参加していたのですが、周辺自治体で協定締結により庁舎などの公有地に積極的にポート設置が進む中、西東京市、武蔵野市、小金井市は協定締結がされていない「空白地帯」になっているとのこと。利用者側としては自治体の境目は関係ありませんから、この空白地帯を埋めていくことが利便性向上につながります。西東京市にも話は持ちかけているものの、進展していないのだとか…これは積極的に進めていくべきでしょう。
余談ですが、訪問先は港区の竹芝。35階のオフィスからは東京タワーやレインボーブリッジが見えるという絵に描いたような都会のオフィスでした。