参議院議員選挙が終わりました

自民党、公明党が大きく議席を減らし、国民民主党、参政党が躍進する結果になりました。参政党は選挙序盤から「台風の目」と言われ、「日本人ファースト」のキャッチコピーに代表される主張が注目を集める一方、差別的で分断を煽っているのではないかという批判もありました。

これに対して、参政党の主張はとんでもない!と言うのは簡単ですが、なぜこれほど支持を集めたのかを見つめる必要があります。自民党への批判が強かったのはもちろんですが、本来政権与党への批判が高まれば期待を集めるはずの、野党第一党である立憲民主党が十分な受け皿になれなかったことの表れでもあると思います。

この先の政治状況がどうなっていくかわかりませんが、分断や対立を煽るような主張が広がらないことを願うばかりです。そうした主張や手法はSNS等で注目を集めるのでしょうが、私はたとえ違う考え方であっても、いかに一致点を見出していけるかが大切であり、そのようなアプローチができる方に政治の場で力を発揮してもらいたいと思います。

そんな中、チームみらいの議席獲得が一服の清涼剤のように感じます。

私は今回の参院選、特定の候補、政党への応援はしませんでしたが、選挙最終日、個人的に「チームみらい」の集会に参加してきました。ぜひ生で一度話を聞いてみたいなと思ったのです。

個別の政策課題がすべて私の考えと一致するというわけではありませんが、政治の問題をテクノロジーで解決しようと訴えていました。個別のテーマというよりも、仕組みを変えようとしていること、分断や対立を煽らないこと、違う考え方があれば、どちらを力でねじ伏せるのではなく、より良い考え方を生み出せないのかという発想など、既存政党にはできないアプローチをしてくれるのではないかと思っています。

国政政党ではないことで、討論番組に呼ばれない、新聞やテレビでの扱いもごくわずかという中で、議席獲得という結果は大変なことだと思います。思い描いたことがどこまで実現できるのか。期待しています。

ちなみに、今回の参院選、西東京市の投票率は62.48%。前回3年前の投票率58.39%から4.09%上昇し、60%を超えました。当日投票率は前回よりやや低かったですが、期日前投票が前回を大きく上回った結果です。また、今回も都立保谷高校執筆部&文華女子高校の生徒の皆さん、素敵な投票済証のデザインをありがとうございました♪

私は、引き続き無所属の立場で活動し、市政のチェック、提案を行ってまいります。明日からは、参院選期間で中断していた6月議会の報告レポートの駅頭配布、後4か所残っていますので再開します。

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