都議会議員選挙は自民・浜中氏と都民ファ・桐山氏が当選

都議会議員選挙が終わりました。
西東京市選挙区の結果は以下のようになりました。

当選 浜中のりかた 自由民主党 21,160
当選 桐山 ひとみ 都民ファーストの会 18,580
落選 石毛 しげる 立憲民主党 16,751
落選 いでしげ美津子 日本共産党 10,534

私はご承知の通り無所属で活動していますが、市議会の中ではいわゆる「野党勢力」の側に立っており、2月の市長選挙では立憲民主党や日本共産党と共に平井竜一氏を支援していました。その立場からすると、立憲・石毛氏、共産・いでしげ氏が共に議席を獲得できなかったことは残念です。

私は今回、特定の候補に対する推薦を行いませんでした。当初、浜中氏、桐山氏、石毛氏の三つどもえの戦いではないかと思われていた段階で、いずれかの候補を積極的に支援するのは控えようという自分なりの結論を出しました。その後、いでしげ氏が遅れて立候補表明を行いましたが、その立場を続けさせていただくことにしました。もちろん、個人としてはそれぞれの主張を聞き、これまでの都議・市議としての活動ぶりも参考にしつつ、投票は行いました。

このように、地元の選挙でありながら一歩引いた客観的な視点で見ることができたのですが、正直今回の結果はある程度予想できたのかなという思いもあります。

現職の石毛氏は、もともと民主党で活動していましたが、前回の選挙は無所属として戦い、当選後は都民ファーストの会の議員として活動していました。任期中の活動の様子は十分に伝わってこず、今回の選挙でもSNS発信は皆無で残念でした。新人のいでしげ氏は、誠実に市民に寄り添う方だと思いますし、オリンピックより命が大事など共感できる点も多かったのですが、いかんせん立候補表明が遅く、十分に浸透する時間がなかったのではないかと思います。

こうした中で、自民・浜中氏、都民ファースト・桐山氏が議席を獲得することになりました。前回桐山氏を支援した公明党は今回浜中氏を支援しましたので、桐山氏は今回厳しいのではという見方もありましたが、小池「マジック」やら「劇場」やらと言われているように、終盤で相当追い上げたことが推測されます。

一方、近隣の選挙区に目を移すと、武蔵野市で立憲の五十嵐氏、小金井市で無所属の漢人氏が、いわゆる野党共闘の統一候補として2位以下を引き離す得票数で当選したことに勇気をもらいます。他の選挙区でも、共産や立憲が支持を伸ばしたところもあり、西東京市でも戦い方によってはもっと違った結果があったのではと思います。

次なる衆議院議員選挙、そして来年末には市議会議員選挙もあります。今回なぜこのような結果であったのかを反省し、同じ轍を踏まないようにしなければなりません。

当選された浜中氏、桐山氏のお二人には、しっかりと市民に見える活動をしていただくことを切に願います。

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