GIGAスクール 今日は中学校授業を見学

今年度から西東京市の公立小中学校でも始まったGIGAスクール。5月26日に小学校の授業の様子を見学させてもらいましたが、今日は中学校でどのようにタブレットを活用しているのかを見学してきました。

副校長先生にご案内いただき、1年生から3年生までのクラスをぐるっと1周しました。もちろんすべての授業でタブレットを使っているわけではなく、また1コマの授業の中でも活用するタイミング、しないタイミングがあります。議会でも教育長や教育指導課長が「文房具の1つ」と表現していましたが、タブレットが配られたからと言って無理やり使う必要もないし、使った方が効果的なタイミングで使えばいいだけの話だと思います。中学生であることに加え、すでに配布から3ヶ月近くたつこともあって、日々の授業風景にすっかり溶け込んでいる印象を受けました。

社会科、地理の時間のテーマはアジアの自然・気候・宗教。アジアと聞いて思い浮かぶものを出し合い、リアルタイムに画面上で共有したり、ヒマラヤ山脈の位置や接する国の名前をグーグルアースを使って調べるなどしていました。

国語では俳句の鑑賞をし、自分なりの考え方をまとめて文章にした後、インターネット上で自分の選んだ俳句を検索し、他の人が同じ俳句をどのように鑑賞しているのかを調べるといったことをしていました。

あるクラスの先生が言っていたことで大事だなと思ったのは、「ネットに書いてあることが正しいとは限らない」ということ。具体的な事例を挙げて、これはホームページが間違っていますと指摘の上での発言だったのですが、フェイクがあふれるネットの世界ですから、そこで見たものを鵜呑みにしてはいけないという非常に大事なメッセージだったように思います。

今後、各学校での取り組みをシェアしながら、授業改善が進んでいくことにも期待しています。また少し時間をおいて、各学校の取り組みを見学できればと思います。

※写真は許可を得て撮影しました。

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