一般質問報告 市長と議会・議員との関係/子ども・若者支援/交通政策/市の魅力発信など

2期目を迎えて初めての一般質問を3月3日に行いました。主な質疑は以下に記しますが、質疑に入る前の冒頭の所見にも思いを込めましたので、冒頭部分を全文掲載いたします。

2期目を迎え初めての一般質問にあたり、ひとこと所見を申し上げます。
初当選から4年余り、この間を振り返ってみますと、議員の発言やの重さや振る舞いについて、考えさせられる場面が多々あったように感じます。
私自身のことを振り返ってみても、自分では問題ないと思っていたことであっても、議員の皆様、あるいは市民の皆様から様々なご指摘をいただくことがありました。その都度、自らを省み、詫びるべきはお詫びした上で、その後の行動の糧にしていこうという思いで取り組んでまいりました。そして何より、議員としての活動、議会に出て、質疑を通じて市政の課題を明らかにし、よりよい西東京市に向けて議論を重ねることによって、市民の皆様の声に応えてまいりたいと考えております。引き続きよろしくお願い申し上げます。

動画が公開されていますのでご紹介します。
リンク:西東京市議会インターネット中継

1.市長の政治姿勢について
 質問:1分25秒~ 市長答弁:12分52秒~ 選挙管理委員会事務局参与答弁:30分47秒~ 再質問/意見:35分42秒~
2.平和事業・平和教育について
 質問:3分00秒~ 教育長答弁:24分44秒~ 再質問/意見:42分59秒~
3.新型コロナウイルス感染症対策について
 質問:3分45秒~ 市長答弁:14分17秒~ 教育長答弁:27分12秒~ 意見:44分46秒~
4.子ども・若者支援について
 質問:4分34秒~ 市長答弁:15分26秒~ 教育長答弁:29分14秒~ 意見:45分52秒~
5.道路・交通政策について
 質問:6分36秒~ 市長答弁:18分58秒~ 意見:46分51秒~
6.市の魅力発信について
 質問:8分56秒~ 市長答弁:22分09秒~ 再質問/意見:46分58秒~
7.庁舎について
 質問:10分17秒~ 市長答弁:23分20秒~ 再質問/意見:48分39秒~
8.選挙事務について
 質問:11分17秒~ 選挙管理委員会事務局参与答弁:31分42秒~ 意見:50分16秒~

①市長の政治姿勢について
Q:昨年12月の市議選で特定政党の候補を応援。当時の議長と前議長とは二連ポスターを製作した。議会の長である議長と市長は特に緊張感を保つべきでは。
A:議員の方も政治活動として特定の議員を応援すると思う。私も同じように特定の候補者を応援することもある。

②平和事業・平和教育について
Q:小中学校の平和教育で、市内の戦争の歴史や平和のリングについてどう扱っているか。
A:小学校3年生の社会科の授業で、空襲で大きな被害を受け、田無駅周辺だけで約50人の人が亡くなったこと、平和を願って田無駅北口に「平和のリング」か設置されていることなどに触れている。

③新型コロナウイルス感染症対策について
Q:3月13日から、マスク着用が屋内・屋外問わず個人の判断に委ねられる。庁舎等のマスク着用の掲示、非接触型検温器やアルコール設置はどうするのか。
A:「着用は個人の判断に委ねることを基本とする」旨の周知文を掲示する。検温器とアルコールの設置は継続する。

Q:卒業式、入学式はどうするのか。
A:式は時間を短く計画し、感染症対策の徹底、児童・生徒一人ひとりに配慮した丁寧な対応を行った上で、国歌斉唱、校歌斉唱、全員合唱以外の場面ではマスクの着用はしなくてもよいこととしている。

④子ども・若者支援について
Q:給食費無償化についての答弁で市長は慎重な立場を崩していない。完全無償化のハードルが高いとしても、第三子目以降を無償化する狛江市のように対象を区切るなども検討しなかったのか。
A:一過性ではなく継続的に取り組むことが大切で、そのための財源確保が重要であると認識。

Q:大学生等若者向け緊急食料支援。物価高騰の影響は今後も長引くと予想され、フードドライブを活用した継続的な実施を求める。
A:以前の生活様式に戻りつつある一方、物価などの高騰が長引いている。大学生などの若者の生活状況について引き続き注視した上で判断していきたい。

Q:新成人になった18歳世代に対するメッセージカードの送付を提案してきたが、どうなったのか。
A:今年度、新たに成人となられた18歳、19歳の方々に、市長からのお祝いのメッセージ動画を配信した。
意見:動画配信ではなくメッセージカードの送付を提案している。

⑤道路・交通政策について
Q:西武新宿線は他路線との相互乗り入れがないほか、連続立体交差化等でも遅れを取っている。昨年3月のダイヤ改正で、日中の西武柳沢駅、東伏見駅では12分に1本の運行本数に。ホームドア設置等とあわせ西武鉄道に強く要望を。
A:沿線自治体として今後も様々な機会にお伝えする。

Q:公共交通空白地域における移動手段、ゼロカーボンシティの実現に向けた環境にもやさしい乗り物としてシェアサイクルがある。本市でも企業連携により普及を加速すべき。
A:近隣自治体の動向や市民ニーズなどを注視、市内公共交通との関係や民間企業との連携にも考慮して検討する。

⑥市の魅力発信について
Q:情報発信の課題をどう解決しようとしているのか。
A:令和5年度、広報や宣伝、デザインなどの業務に精通した人材を外部から登用し、情報発信力の強化を図っていきたい。
Q:西東京市と言えばこれという特化した発信をすべき。
A:広報戦略の強化に取り組み、効果的な情報発信に努める。

⑦庁舎について
Q:長野県松本市は、行政機能を市内3か所に再配置し、35地区の地域づくりセンターとオンラインでつなぐ「分散型市役所」を提唱。本市はあくまでも統合が前提か。
A:仮に統合が20年以上先の場合、デジタル技術がどれほど進展しているか未知数。具体的な庁舎の規模や機能等は検討の必要がある。

⑧選挙事務について
Q:昨年12月の市議選投票率は38.66%で、依然として低い数字。受け止めは。
A:感染への警戒が投票行動に影響したのでは。
Q:市内5駅の近くに期日前投票所を設置するのが理想。保谷・東伏見・西武柳沢の各駅周辺での可能性は。
A:他の自治体の設置状況や投票率について情報収集等を行う。

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