予算特別委員会で質問 子ども・若者支援の充実を

3月14日から予算特別委員会で令和5年度の当初予算の審査が行われています。一般会計予算の総額は774億9千万円。審査は第一区分、第二区分に分けて行われ、それぞれの区分で質問の機会があります。まだ審査は続いていますが、私の質問が終わりましたので報告します。

①地方消費税交付金の増、地域福祉基金からの繰り入れ増について
消費税率引き上げに伴う地方消費税交付金が堅調に増えていることから、これが充実したと言えるような事業に充当すべきではないか、地域福祉基金からの繰り入れが増加している理由と新たな充当先があるのかといった質問をしました。新たな充当先は子どもLINE相談事業の892万1千円のみであり、子ども・若者支援を充実していくべきだと訴えました。具体的には給食費無償化や学生への給付金など、私以外の議員も要望をしています。

②自転車ヘルメット購入費用助成事業について
4/1から着用が努力義務化で、今の時期に購入を検討している人が多いと思うが、事業開始前に購入した人に遡って適用できないかと質問するも、想定していないとのこと。早急に制度概要や事業開始時期を周知すべきと求め、4/1号の市報に掲載予定との答弁がありました。
なお、制度概要は2/20の市長記者会見でも触れられており、ヘルメット1個につき2000円。助成券を発行して、市内の店舗に持参して購入する方法のため、ネット通販などでの購入は対象にならないとのこと。現在のところ5月上旬から受付開始予定だそうです。予算上限に達した場合は対応を検討するとのこと。

③キャッシュレス決済ポイント還元事業について
普段の買い物で還元が受けられ、若者から高齢者まで幅広く利用できるため5年度も実施との答弁。9/1〜10/31の予定です。高齢者などへの体験会をより充実し、一部の人しか恩恵を受けられない取組にならないよう求めました。

④小中学校のCO2モニター導入状況について
小学校18校、中学校9校のうち、小学校1校を除き導入済み。うち小学校14校、中学校7校は各教室に設置。未導入の学校については「学校判断だが協力をお願いしていく」との答弁。1500ppm超で音が出る仕様で、常時換気を行い概ね400〜500台で推移しているとのこと。

その他には、

・若手職員の退職が増えている現状
・庁舎等の電気代増と適切な室温管理
・イングビル2階空きスペースの会議室への改修
・おくやみ窓口の利用実績
・子どもLINE相談と現行のほっとルームとの関係
・発熱外来の開設はいつまで継続するのか
・指定ごみ袋品薄の解消と今後
・道路維持補修について
・防災行政無線戸別受信機について
・二十歳のつどいについて
・下野谷遺跡の竪穴式住居復元完成後の公開と管理について

などを質問しました。いつも感じることですが、誰もが100%納得する完璧な予算はありません。良い点は評価しつつ、より良くなるための改善点、不足している点については時に厳しく指摘していきます。残りの質疑を最後まで聞いたうえで、賛否を判断します。

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