7日間の予算特別委員会で新年度予算を審査

3月12日から21日まで、土日祝日を除く7日間の日程で予算特別委員会が開催され、令和6年度当初予算の審査が行われました。一般会計予算の総額は803億7200万円。当初予算の段階で初めて800億円を超える額となりました。審査は第一区分、第二区分に分けて行われ、それぞれの区分で質問しましたので報告します。

①学生等応援特別給付金を予算から削った理由
私だけでなく、多くの議員が取り上げたのがこの件です。物価高騰が続く中、数少ない若者への経済的支援策だった学生等若者応援特別給付金(今年度速報値2000万円)の予算計上が見送られました。担当課は、この給付金について「効果はあった」と答弁し、前年度より実績も伸びているのです。それを若者参画を市長が新たな政策の柱に加えるタイミングで切るとはどういうことでしょうか。
国からの給付金や、定額減税等、様々な支援策があるのでそれでカバーできるという答弁でしたが、事業者支援・生活者支援の名の下にキャッシュレス決済ポイント還元事業(2億8336万9千円)は継続実施、しかも今年度の当初予算額よりも予算を増やしていることと比較すると、あまりにバランスが悪いと言わざるを得ません。市長の言う若者支援は言葉だけか?と問いましたが、市長は答弁に立ってくれませんでした。残念です。

②キャッシュレス決済ポイント還元事業の予算規模と予算超過時の対応
個人消費に足踏みが見られ、市内経済の好循環のために実施すると繰り返し答弁されたのがこの事業。今年度は25%還元で2か月間でしたが、令和6年度は10%還元で5か月間予定しているとのこと。2億8336万9千円の予算のうち、一部東京都の補助がありますが、大半の2億4625万7千円が市の持ち出しとなります。市内経済の活性化は否定するものではありませんが、規模が過大ではないでしょうか。
また、昨年秋に実施した際は、途中で予算額を超過したにも関わらず事業を停止することができず、予備費から5千万円以上を充用し、一時的に予備費が330万円まで落ち込む事態となりました。事業を途中で停止できなかった理由として、3週間前でなければ停止ができないとしていましたが、3/11から3/31の予定で東京都が行った同様の事業は、3/23で予算額に達したため終了するなど、機動的な対応がされています。この例も踏まえ、事業者としっかり協議すること、間違っても再び予算超過で予備費を使うようなことがないよう、執行管理を徹底するよう求めました。

③災害時の市の備蓄は十分か
1月1日の能登半島地震から幕を開けた今年。首都直下地震の発生も想定される中、災害への備えにこれまで以上に力を入れることが求められます。避難所の収容人数についての考え方や、市としての食料等の備蓄について質問しました。
食料等の備蓄については、想定される避難所避難者数の2日分となっていますが、委員会の質疑では他自治体においては3日分としている例が多いことが示されました。自宅や自主避難所など、指定避難所以外に避難している方への対応、避難生活が長期化した際の対応なども考慮に入れ、市としての適正な備蓄量がどの程度かについて検討するよう求めました。
その他、同僚議員からはトイレの問題など、様々な角度から災害対策に関する質問がありました。

その他、以下のような質問をしました。
・市内公共施設への今後のWi-Fi整備の考え方
・多文化共生に関する外国人住民へのアンケート等調査委託の中身と活用方法
・学童クラブの過密化解消のため学校の教室等を一時利用するタイムシェア事業の内容と今後の展開
・検討するとしているコンテナ型喫煙所の設置がポイ捨て減少につながるのか
・毎年実施していた消費生活展の委託料を計上していない理由
・コミュニティバス(はなバス)の収支率の目標を引き下げた理由
・自転車ナビマークの設置の考え方、今後新たに整備する都市計画道路には自転車専用通行帯を整備すべき
・ボール遊びができる公園の、利用可能時間が異なっている理由

時間に限りがあり、取り上げられなかった課題も多くありますが、今後も別の機会で取り上げていきたいと思います。西東京市の課題、身の回りのことで取り上げてほしいことがありましたら、ご連絡ください。

ちなみに、一般会計予算と各特別会計予算は委員会で可決され、3月26日の本会議で成立する見込みです。

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