春休みの高校生インターンシップが終了

毎年、春休みと夏休みの時期に受け入れている高校生の議員インターンシップ。この春は3月15日から4月4日にかけての計10日間、あわせて6名の生徒を受け入れました。1人あたり原則として3日間の体験です。

来ていただく日程にかかわらず、必ず行っているのは市議会の仕組みの説明、議員の仕事の説明といった座学研修。基本的には初日の午前中を使って行います。議会開会中になった場合は、実際の本会議や委員会の傍聴をしていただき、生の議会の雰囲気を感じ取ってもらいます。

今回は、議会閉会後の日程となった方が多かったため、その場合は録画中継を見ていただきました。生の議会の雰囲気が味わえないのは残念ですが、録画中継の場合は適宜映像を止めて、解説しながら見られるので、内容を理解するにはいいかもしれません。

市役所の各部署や施設の見学も行います。事前に生徒の関心分野を聞いた上で、希望がある場合にはできる限り要望に応えられるよう調整します。今回の場合は、
・外国籍の住民へのサポートについて
・子どもの放課後の居場所について
・犯罪対策について
というテーマで希望があっため、それぞれ、多文化共生センターの訪問、学童クラブ・児童館の訪問、危機管理課職員による詐欺対策についての講義、をプログラムに加えました。生徒の学びのため、ということではあるものの、私自身も改めて現場を訪れる機会にもなっています。

ジェンダー格差について知りたいという生徒には、なぜ女性管理職が少ないのかというテーマで、職員課には制度面がどうなっているのか、管理職の女性には現状をどう感じているかを、それぞれヒアリングしました。

朝が早いので無理強いはできませんが、本人の希望を確認の上、朝の駅頭活動に参加した生徒もいました。多くの人に「シカト」されるのは大変だったとのことですが、よりリアルな政治家体験をしてもらえたのではないかと思います。

私が参加するイベント等にも同行してもらいました。障がい者の活動紹介と自主製作作品販売のイベント「つなぐ・みんなの笑顔2024」や、学校給食費無償化を求める西東京市民の会による、無償化実現報告会に参加しました。

基本的に交通費や食費等は本人負担ですが、外出時は一緒に食事をとることもあります。写真は障害者総合支援センター、フレンドリーの1階にある「もぐもぐの森」でのランチの様子です。サラダには西東京市産の野菜が使われているそうです。

3日間の集大成として街頭演説に挑戦した生徒もいます。インターンシップを通して感じたこと、西東京市の印象、議員のイメージの変化など、5分程度で話してもらいました。緊張しながらも、しっかりとマイクを通して自分の思いを表現した姿は、非常に頼もしかったです。

今後も、高校生に限らず、また春休み・夏休みに限らず研修を受け入れていきます。関心のある方はお気軽にお問い合わせください。

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