高校生の政治家体験プログラムは先週金曜日が最終日(3日目)でした。 1日目の様子 2日目の様子
この日は、本会議前の貴重な時間を割いていただき、市長との面会が実現しました。少々緊張したようですが、またとない機会になったと思います。
10時からは本会議の傍聴をしてもらいました。市長からの議案提案理由の説明や、議案の委員会への付託を「異議なし」で決めるセレモニー的なものでしたが、本会議の雰囲気は感じてもらえたかなと思います。その後、予算特別委員会(委員長・副委員長の選出)と議会報編集委員会も続けて傍聴。議会報編集委員会では多少の発言があったので、議論している感じがあったかと思います。
お昼を兼ねて田無駅の北口・南口を案内。北口では再開発事業によって駅前がきれいになったこと、南口ではこれから交通広場が作られることを説明しました。
午後は保谷庁舎に移動。庁舎内の各部署を案内して回りました。防災展示コーナーではすごろくをしたり、クイズを解いたりしながら防災について学べるようになっており、実際に体験してもらいました。充実した内容で私自身も改めて勉強になりました。しかし、来訪者の記録を見る限りでは日に1組来るかどうか程度と閑古鳥状態のようなので、もったいないですね。ちなみに男子生徒は映像ライブラリーの災害シミュレーションVTRが「今まで見たこの手の映像の中で一番よかった!」と言っていました。
また、今回の9月議会で議案に上がってくる場所の現地調査も行いました。見に行かなければならないということはないけれど、実際に目で見ておくと審議の際に役に立つという話をしました。
今回の一般質問では、はなバスについて取り上げる予定です。そこでこの日は課題区間とされている第2ルートの一部区間を実際に歩いてもらいました。生徒からは、
「バスの本数が少なすぎる」
「高校の目の前にバス停があるのに、高校生が使いやすい時間帯にバスがない」
といった指摘がありました。
最後は8月1日から開設された子ども相談室を訪問。できたばかりということでマンガ本などがおける棚には空きが目立ち、「これからどんなものを用意すればいいと思う?」と職員から逆質問を受ける場面もありました。
3日間の研修中、高校生から率直な意見・質問を出してもらったことで、私も気づくことがたくさんありました。彼らの勉強の場であり、私自身の勉強の場でもありました。今後も受け入れを行っていきたいと思いますので、ご関心のある方は是非ご連絡ください。